Saturday 29 August 2015

オンフルール〜帰途/Honfleur

さて、ボーモン・オン・オージュを後にした私達、最終目的地のオンフルールに向う。オンフルールは、5年前に初めてノルマンディーに来た時に訪れて、その愛らしさにクラクラした街。規模が大きいので「フランスで最も美しい村」には入れてもらえませんが、充分美しさで張り合える。そこにもう一度行けるなんて嬉しいな。

 

ティエリーは道をよく知っているので、私たちが以前レンタカーで来た時とは違う、高台から森の中を下って行く道を選ぶ。この道は街の中心、ヨットハーバーに突き当たる大通りに繋がっていましたが、ヨットハーバーよりもかなり手前で車を駐車。混雑する街の中を車で右往左往する事の無い、ストレス・フリーな駐車でした。5年前は駐車場所を探すのに苦労したので、ジモッキーがガイドについてくれると、ホントありがたいな。

 

 

 

 

 

 

 

 

オンフルールの顔とも言えるヨットハーバーの風景。ここの景色はアーティストの格好の題材になっています。私、水彩画の技法のDVDを見るのが好きで幾つか持っていますが、水彩画家の間では、ここオンフルール、ベニス、パリはモチーフの三大鉄板の模様。因みに三枚目のパノラマ写真で気取って歩いている後ろ姿の紳士はティエリー氏。

 

 

 

 

民族博物館の看板。面白そうな博物館でしたが、ここは中で写真を撮らせてくれないのと、 ここに入っていたら、駐車時間のリミット、2時間があっという間に経ってしまい、街を散策する時間が無くなってしまうのでパス。

 

 

 

この趣き深い路地の突き当たり右に博物館はある。傘を持って気取って歩いているのは、やはりティエリー氏。彼はガイドの天性があるのか、先へ先へと歩くので、常に画面から見切るのが難しいポジションにさりげなく居るのだ。

 

 

 

 

 

 

 

私の好きなハーフティンバーの家並みがそこら中に残っています。主要な観光地はヨットハーバーとその周り一帯ですが、何もない脇道を家を見ながら散歩してるだけでも十分楽しめる。

 

 

 

上から人んちの裏庭を見下ろして見る。。

 

 

 

 

 

…とあるB&Bの中庭。オンフルールってステキな宿屋もたくさんあるんです。街を 歩きながら、あー、ここも良さそうね〜、なんてところがいくらでもある。この街は、イギリスからフェリーの着くル・アーブルに隣接していて交通の便が良いので、イギリス人経営のB&Bもある。そして物価はイギリス物価。

観光激戦区、オンフルールは当然お土産物屋さんが多い。また、アーティストに愛される街だけあって画廊も多い。

 

 

りんごジュースやシードルを売るお店の店先。

 

 

 

 

ブルターニュやノルマンディーの海岸線のおしゃれな街を中心に商店を展開する、ラ・ベル・イロワーズ(la belle-iloise)で買った、魚のムースの缶詰め達。どれもめちゃうまでした。

 

 

街なかで見つけたアンティーク屋さんでは、こんな小さな、銅で出来たマリア様に出会う。 フランスのブロカンって、マリア様グッズに出会う確率高し。マリア様の祈る姿ってなんか良いのよね。清々しい気持ちを運んでくる。私クリスチャンではないけれど、こちらのマリア様、私の御守りに決定。

 

写真はお店のサイトから借用

 

散歩もしたし、お店も覗いたし、そろそろ車に戻ろうか〜、でもなんだか小腹が空いたわー、と思っていたところに見つけたお店がこれ。小さな甘そうな丸いものが沢山ある〜、何だか惹かれる〜、と思って入ってみた。そしてこの甘そうな丸いものを二つ買った。一つはティエリー用(kotomiさんはこういう粉モノは食べないので)。これ、多分砂糖の甘みがすごいんだろうな、と思っていたら、クリーミーなコクがあってすごく美味しかったー。あー、こんなに美味しいんなら1ダースくらい買うんだった〜。これを買いに、またオンフルール行きたいかもよ〜、と思って、後で調べたら、このお店はGeorges Larnicol と言い、パリにも出店している事が分かった。そして私が買ったのは、クイニーアマン(kouign amann)の小さい版、クイニエット(kouignettes)というものだと判明。

 

このお店を最後に車に戻る。そして、1日の終わりに海を見たいティエリー(去年もそうだった)、隣の街、 Villervilleに行く。私はここでトイレ休憩。

 

 

 

 

 

帰り道の風景。今年は明るいうちにル・シャトーに戻って来れましたよーー。いや〜ティエリー、1日運転、お疲れ様でした。来年もよろしくーー。

 

 

 

No comments:

Post a Comment