Sunday, 23 November 2014

大ちゃんとギニャス


先日遊びに来てくれたあみねこさんとyarnmaruさんは、大ちゃんにお土産を持って来てくれました。何と手作りのキャットニップ入りおもちゃ、「蹴り蹴りギニャス」…って、勝手に命名。実は、純米酒「ニャゴリ雪」、イタリア名産ワイン、「ロマ猫ンティ」と三種類あって、私的には純米酒が好みだったのですが、大ちゃん自ら選んでもらったところ、ギニャスがお気に入りの様子。で、これを頂くことにしました。


めちゃ可愛く出来ています、ギニャス。大ちゃんにはチョットだけ匂いを嗅がせてあげたところ…


…枕と化したギニャス。

こんな可愛いの、出しっ放しにしておいたら、あっという間に大ちゃんに破壊されてしまいそうなので、普段は大ちゃんの手の届かない所に封印してあります。

で、こちら先日ギニャス解禁日に撮った大ちゃんの動画三点。猫って色んな性格があるけど、キャットニップへの反応も猫によってさまざま。大ちゃんは、まったり、のた〜ん、のび〜ん、と酔っ払うタイプのようです。











ここに載せた以外の写真をFlickrで公開しています。ここをクリック→

Tuesday, 18 November 2014

大ちゃんのお友達 (2)



こんちわーす。

先週の土曜日、yarnmaru さんに連れられて、あみねこさんが大ちゃんに会いに来てくれました。超脱力キャラのあみねこさん。常に口元に浮かぶ謎の微笑みは、モナリザとも並び称される…っていう話は、まだ聞いかない。


アップでニッコリ。あ〜、癒される、この顔〜。

深い哲学的思索にふけるあみねこさん。


後ろから忍び寄る大ちゃん


尻尾が気になる模様


「えいえい」…尻尾で大ちゃんを遊ばせる大人なあみねこさん。


ツーショット


「ふぅ〜。子供の相手は疲れますよ 」

あみねこさん、ゆっくり休んで、疲れが取れたらまた大ちゃんと遊んでやってね。


「失礼しちゃうにゃ。大ちゃんはもう大人だにゃ。」


Tuesday, 11 November 2014

Fortnum & Mason



滅多に用事も無ければ足を踏み入れる事も無い高級食料品店/百貨店、フォートナム・アンド・メイソンに買い物に行きました。…というのも、間も無くクリスマスなので、ノルマンディでお世話になった人たちにクリスマス・プレゼントを送りましょう、というわけで。

フォートナム・アンド・メイソンといえば、クリスマス時期のウインドウ・ディスプレイが毎年凝っているので、カメラも持って出かけました。ところが、まだ飾り付けが済んでいなくて、中途半端にガラーンとした感じのウインドウも幾つかあった…。ハロウィーンが終わったら、世の中の小売店は一斉にクリスマス商戦に突入するものと思っていたら、11月初旬だとまだ早かったみたいです。

地下の階への螺旋階段。

まぁ、12月に入る前の早めに行った事が幸いして、店の中は、それなりに人は入っているけど身動き出来ないほど混んでいるというわけではなく、レジではあまり並ばなくて済みました。

ビスケットの入った色とりどりの缶が並ぶ棚


外のディスプレイ色々



どこまでが本物でどこからが作り物なんだろう…?




なぜか食べ物ではなくジュエリーがディスプレイされている…。


買ったものを、ちょっとだけネタバレ。

何を送るか、色々悩んだけれど、結局無難にビスケットとお茶に落ち着きました。だってねぇ、フランスに住む人に食べ贈るって言ったってねぇ〜。美味しそうでパッケージも洒落てるものって、大抵フランス産かイタリア産なのよねえ。じゃぁイギリス名物のクリスマス・プディングかミンス・パイ するか? …っていうと、こちらは慣れない舌には嫌がらせにしかならないような、イギリスの奇妙キテレツ炸裂食品だしねぇ。

クリスマス・プディングとミンス・パイについては、説明すると長くなるので興味のある人はググって下さい(と、Wikiに丸投げ)。慣れればそれなりに美味しい、でも慣れるまでが中々大変な食べ物です。イギリス人と結婚している女性でクリスマスに夫の実家で出されて苦労した、とか、イギリスの職場でクリスマス時期にお茶受けに出され、美味しそうに幾つも食べるイギリスが異星人に見えた、いうのは結構「あるあるネタ」なんじゃないかと思う。そういう時期を抜け、今ではミンス・パイならそれなりに美味しい、かも知れない、と思えるようになった私です。

というわけで、ビスケットとお茶でもどれにするか悩んだけど、まぁ一気に買い物が済んで良かったです。 色々と自分用に買いたくなるような購買欲をそそるものも多々ありましたが、物欲に負けることも無く、必要なものだけ買えたし。

…とはいえ、今家に置いてあるビスケット、早く送らないと、食欲というマーラに負けそうな私です…。

Friday, 7 November 2014

本日のチズウィック・パーク



久しぶりに近所のチズゥイック・パークに散歩に行きました。平日で、特にお天気が良いわけでもないせいか、散歩している人は少な目。歩いている人は犬連れか、乳母車の赤ちゃん連れのどちらかって感じでした。

今年の秋口は天候が穏やかで暖かく、木の葉がなかなか色付きませんでしたが、ここに来てグっと冷え込み、ようやく木々が秋らしい感じの色合いに。

 
珍しい場所にMoorhen(クイナ科の水鳥)がいるな、と思ってカメラを向けると…





他の鳥達も、われもわれもと、カメラ目線で寄ってくる、寄ってくる。
(いや、単にお腹を空かせてるってだけですが。ごめん、食べ物持ってない…。)


この子は多分、今年この池で生まれたエジプトガン、一年生。


エジプトガンが生まれたのは、このイオニア式寺院の横の緑地。

密かにキノコの収穫を期待して行ったのですが、生えていたのはこれくらい。Velvet Shank、何とエノキの野生種。どっちかというと、ナメコに似てるけど…。カサの部分はスープやリゾットの具として食用になるらしい。栽培種のエノキよりキレイだな。



もう一つ生えていたのがこのキノコ。これはよく出てくるし、いかにも食用になりそうな顔をしてるけど、多分お腹を壊すタイプの毒キノコのYellow Stainer。もしかして、ひょっとすると食べられる種類のHorse Mushroomかも知れない。でもソックリで私には見分けられないので、試しに食べてみる、という向こう見ずなマネはしない。

全体的にグレー基調な中で、ハッとするような赤のローズヒップ


チズゥイック・ハウス。もう四年もこの近所に住んでんのに、まだ入った事は無い。



自分で勝手にチズゥイック・パークのAvenue of the Giants と呼んでいる並木。「巨木」と呼べる程の木々ではないですが、まぁ、雰囲気、雰囲気。ちなみに本物のAvenue of the Giants は北カリフォルニアにあります。興味のある方は検索してみてください。迫力です。




渋い色合いの、オークの落ち葉。



散歩の後は、お決まりのコースでパーク内のカフェに。しかしいつ見てものっぺりした建物じゃのう。陽気の良い夏の午後だと、平日でも外のテーブルに溢れんばかりに人が居るんですが、今日は実に閑散としていました。一瞬閉まっているかと思った。こんなに空いてるパーク・カフェは初めてかも。



やっぱり散歩はコーヒーとケーキで〆めないと。テーブルの上には、今までには無かったゼラニウムの鉢植えが乗ってて、何か良い感じ。こういう小さな事で、随分雰囲気が変わるものですね。




帰り道。イオニア式寺院を表側からみて、帰路に着く。公園の門には、午後4時50分には公園を出るように、と指示が貼ってある。どんどん日が短くなっていく感がヒタヒタと迫り来る感じです。冬、間近。あー、何か切ない。

Tuesday, 4 November 2014

Manon再び@Royal Opera House


11月1日(土)に、キャスト違いで再びマノンを観てきました。


CHOREOGRAPHY
Kenneth MacMillan

CAST
Manon: Zenaida Yanowsky
Des Grieux: Roberto Bolle
Lescaut: Carlos Acosta
Lescaut's Mistress: Laura Morera
Monsieur GM: William Tickett
The Gaoler: Gary Avis

ゼナイダ・ヤノウスキーが目当てで行ったマノン。でも、ちょっとちょっと、兄のレスコー役がカルロス・アコスタって嬉しすぎるでしょう。意外な配役、意外な驚き。アコスタ、今までは主役のデ・グリューを踊って来ているのにレスコー役とは、引退近し?とか思っちゃうな。この役踊りたいって、自分から言ったのかな。幕が開いて初っぱなからアコスタが舞台の真ん中に座っていてドキドキしちゃいました。

これはデ・グリュー役のアコスタ

兄のレスコーは、美貌の妹を金で売るひとクセある男。見所は酔っ払って踊るシーン。 …でもこのシーンはやっぱり、リカルド・セルベラのが一番好きだなぁ。アコスタがクラシックのラインを外して踊るのって、どうしても似合わない、と私は思ってしまう。なんかイキナリおっさんくさくなっちゃう感じがする。あくまで主観ですが。けどアコスタ本人は、すっごく楽しそうにこの役をこなしていました。酔っぱらいのシーンは、ソロよりもパ・ドゥ・ドゥーの方が断然良かった。観客からも、大いに笑いを取っていました。けれど幕が進んで、悪事がバレてお縄頂戴の上に撃たれて殺されてしまうシーンは…あぁもぉ、アコスタを撃つなんてあんまりよっ、見てられないワっ…って、私、どんだけアコスタ好きなんですか。

ヤノウスキーのマノン

予期せずアコスタが出て来て浮き足立っちゃいましたが、本日の目当てはあくまでヤノウスキー。彼女のマノン、すっごく良かったです。役柄に込める情熱が伝わって来ました。ホント踊る女優です。見応えありました。彼女はかなり背が高いので、リフトとか床を引き摺られるシーンでは「うっ。ちょっと重そうだな」と思うシーンもありましたが、それを補って余りある舞台でした。特にリフトのキメのポーズでは、彼女くらい上背があった方が、手足のラインが長く伸びるので断然キレイ!

相手役のロベルト・ボレとの息もピッタリで、パ・ドゥ・ドゥーが終わった後の、余韻の抱擁シーンが熱かったー。一瞬たりとも離れていたくない恋人同士って感じの説得力がありました。きっとパートナーシップの相性良いんだろうな、と思います。ヤノウスキーのマノンは、しっかり者のお姉さんっぽい感じもあり、彼女だったらカネに目が眩んで身を持ち崩すなんて無いんじゃないか、なんて事も思わせるんですが、まぁそれじゃぁ物語が進まないので、その辺の感想は置いといて。

三幕目の、マノン死に際のパ・ドゥ・ドゥ、踊りそのものも勿論良かったのですが、大盛り上がりの場面で不覚にもオーケストラにやられてホロリときました。いつもこんなとこで泣いたりしないのに、なんかこの晩は音楽も違ってた感じがします。音楽との相乗効果で、二人のクライマックスのパ・ドゥ・ドゥーに込める勢いが半端無い感じでした。

カーテンコールの時の観客も、尋常でない盛り上がり方だったので、並以上に感動してたのは私だけでは無かった模様。

ヤノウスキー、そろそろ引退も考えているという話をチラホラ聞きますが、もっともっと踊り続けて欲しい〜。



マノン役について語るヤノウスキー