Sunday, 12 July 2015

大ちゃんの好きな椅子(その2)



家にある椅子、私が座る椅子は全て大ちゃんが所有権を主張する。中でも大ちゃんがうちに来た頃から一番のお気に入りはこれ。 椅子というよりは、上に置いてある椅子用のクッションがいたくお気に入り。座って良し、爪を研いで良し!…というわけで、市販の爪研ぎボードよりも何よりも、このクッションがお気に入り。爪研ぎだけでなく、噛んだりぶら下がって蹴りを加えたりもする。この大ちゃんの長年の(…と言っても1年半だけど)暴虐により、クッションは今や見る影も留めず、ズタズタのボロッボロ。いい加減捨てようかと思うけど、大ちゃんが未だにこのクッションにゴキゲンで座っているのを見ると…なんか捨てられない…。



オマケ。居心地の良い場所を見つけてご満悦の大ちゃん。 ピンクのディレクターズ・チェアの後ろの狭いスペースに膝掛けが落ちてしまい、そこが陽当たりが良くて気に入った模様です。

Friday, 10 July 2015

大ちゃんの好きな椅子




猫っていうのは、飼い主の椅子にどうしても座りたいらしい。料理が終わってさぁ食べよう、と振り返ると、私の椅子に大ちゃんが居る。その椅子、別に座り心地良くないよね? 大ちゃん?


こちらはホントに大ちゃんのお気に入り、窓際のディレクターズ・チェア。大ちゃんが暗くてちょっと見づらいけど、こうして膝掛けが掛かっていると、隠れられるので大変居心地がよろしいらしい。その椅子、私のお気に入りでもあるんだよ、大ちゃん。

飼い主と猫の椅子取り合戦は、多分世界中で繰り広げられているのだろうと思う。そして、大抵猫が勝つ。

 

Thursday, 9 July 2015

野菜園@Chiswick House and Gardens

野菜園入り口

よくお散歩に行っている、チズゥイック・ハウス・アンド・ガーデンズ。今までチズゥイック・パークと呼んでいたけど、正式名称は、チズゥイック・ハウス・アンド・ガーデンズなのだった。「お屋敷とそのお庭」ですよ。「庭」の概念が、規模的に全く違うわ。

そしてこの「お庭」の一角に、壁で囲われた野菜園がある。夏の間、火曜日と木曜日の朝11時半〜1時まで、ここで収穫された野菜がカフェの前で売られていて、午後1時半〜3時まで、野菜園が一般に開放されていて自由に見学できる、と言うことなので、早速見学に行ってみた。



カフェの前の屋台

カフェの前で売れ残った野菜は、野菜園の前で引き続き売られます。時々菜園で働いている人が来て、新しい野菜を継ぎ足していた。そこに居合わせた人、ラッキ❤️。





採れたての野菜はピッカピカ。


売られている野菜の数や量はささやかなものだけど、採れたての野菜はとーーーっても美味しい。生きた味がします。

さて、菜園の中。結構な広さがあります。が、収穫効率は無視って感じで、地味〜に雑多なものが植えられていました。




この菜園は、基本、ボランティアの人達によって管理されています。ボランティアって言っても、ここの場合は採れたての野菜のお裾分けがあるんだろうな〜。ここのボランティアは人気のようで、今のところ人出は足りているって事です。来年あたり、私も狙ってみようかな…。











アーティチョークが花開いていました。巨大です。大迫力。




名前は知らないけれど、微妙なブルーグレーの色合いが渋い、造形的な花。
 
 
 
 
California poppy

お花も色々植えられていて、切り花として売られています。


こんな感じ。



納屋として使われている建物の中にあったカカシ。「このカカシは生きている」と胸に書いてあるけど、それ、鳥は読めないと思う…。


同じく納屋にあった、ヘタウマで心がなごむタイル壁画。 チズゥイック・ガーデン全体を見渡す形です。野菜園は右上の端っこ。



野菜園がどこにあるのか分からなくて、行きはちょっと遠回りをしてしまいましたが、帰りはこの温室の真ん中を通って近道出来ました。この温室、椿しか植えられていません。今は無料で入れますが、椿の花の咲く季節は有料になります。 椿が珍しい植物だった時代に、椿ばっかり集めていた人が居た模様です。…ていうか、こっちの国では今でも椿って珍しいのかな?日本人の感覚だと、なんで椿をわざわざ温室で?って思うんだけど。



オマケ。カフェの写真。実に暑い1日でした。菜園で収穫された野菜、売っている種類や量はしょぼい〜って感じなんだけど、食べるととにかく味が濃厚で美味しいから、夏の間はこれからもちょくちょく野菜を買いに訪れてみよう。



 

Wednesday, 8 July 2015

スマホ・テスト/今日の大ちゃん





とうとう、うちにもiPhoneがやってきました。携帯からのアップロードはどんな感じか、ちょっと大ちゃんにモデルになって、試して見ましょう。

ちなみにこれは、寝ていたところを起こされ、「何の用にゃー?」な顔の大ちゃん。

Monday, 6 July 2015

Chelsea Physic Garden



Ammi majus


土曜日は久々にバレエのポワント(トゥ・シューズ)のクラスに出てみっちりしごかれ、日曜日は身体中、筋肉痛でギシギシ。夏の熱気のこもるスタジオ内でのクラス、さながらビクラムヨガならぬビクラムバレエでした。

先日アフタヌーン・ティーで行ったチェルシー・フィジック・ガーデン、他にも写真を色々撮ってきたので載せてみます。

チェルシー・フィジック・ガーデンのある通り



緑に縁取られた入り口は、小さくてうっかりしていると通り過ぎてしまう。この地味さ加減がまた、いかにも秘密の花園っぽい。


薬草の名前が書かれた壺のディスプレイ



今が盛りの薬草群。ホメオパシーのレメディーの元になる、お馴染みの植物も沢山植えられていてウキウキ・ワクワク。


Calendula officinalis

切り傷、火傷など、皮膚の万能クリームになる、カレンデュラ(マリーゴールド/キンセンカ)
キク科の薬草は、浄化作用が強いと言われます。

Malva sylvestris/Common Mallow

ホメオパシーのレメディーには無いけれど、ハーブとして使われるゼニアオイ。花壇に高さを出して良いアクセントになってる。


Hypericum perforatum/St John's Wort

神経に強い親和のハイペリカム/セイヨウオトギリソウ。
野原に生えているところに出会ってみたい。


Atropa belladonna/Deadly Nightshade

レメディーだと突然の高熱や激しい頭痛に。でも植物そのものは猛毒。
ナス科の植物のレメディーは、強烈な症状像を示すものが多い。

Aconitum ferox/Himalayan Monkshood

トリカブトの一種。これまた猛毒。


Papaver somniferum

既に種になってたケシ。形がとても造形的。






この白い花、何とツル薔薇。巻き付いている支えの木は枯れてしまっていて、薔薇が全てを覆い尽くしている状態。 どんだけ育つん?


植物園の真ん中に立つ、ハンス・スローン卿(1660-1753)の像。王室の医者であり、蒐集家でもあったスローン卿の名前は、近所のスローン・スクェアの名前にもなっています。ウェブサイトによると、1712年に彼はこの辺り一帯、マナー・オブ・チェルシーを買い取り、そのうち4エーカーを、永遠に1年£5でこの植物園に貸し付けた、という事ですが、そのリース、やっぱり今でも健在なのだろうか?1700年代に£5って、結構な金額だったのでは?と思うけど、現在も同じ金額ならタダも同然。こういう酔狂な貴族が居たおかげで、今もこのロンドン一等地に緑の楽園が残っていて、誰でも訪れる事が出来るんだからありがたい話です。

因みに植物園は、元々1673年、薬剤師協会(Society of Apothecaries)によって、教育目的で設立されています。

チェルシー・フィジック・ガーデン、入園料は£9.90。会員の場合は、家族や友人など、ゲストが一人、無料で入れます。会員費は年間£44、銀行自動引き落としにすると、初年は£33。

チェルシー・フィジック・ガーデンのウェブサイトはこちら

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