Saturday 25 October 2014

Saint Suliac



ティエリーと行くドライブ旅行、次なる目的地は、フランスの最も美しい村の一つにも数えられるSaint Suliac。ランス河の巨大な入り江の奥の方に位置する愛らしい漁村です。なんでも昔は何の変哲も無い普通の漁村だったのを、誰かが村興しをして観光客を呼ぼう!と一念発起し、村全体を愛らしくデザインし直し、それが大成功した、という話。これはティエリー氏の受け売り。

小さな村なので、駐車スペースが中々見つからず、村から少し離れた駐車場に停めました。上の写真は歩いて村に向かう途中に撮ったもの。古い教会の尖塔の形が愛らしいなぁ。この教会、一番古い部分は12世紀の建造とか。この村の呼び物の一つです。なので早速行ってみる。


教会の門。車が邪魔だなぁ…。

教会に着いたのはちょうど5時くらいで、教会当番のおばさんが、今まさに教会を閉めようとしていたところでしたが、私達が中を観終わるまで開けていてくれました。この辺が田舎の良いところ。

教会入り口の天井部にあった古い絵。良い味出してます。


これまた古そうな聖母子像。マリア様の素朴な顔がイイ!

悪魔を退治する大天使ミカエル。モン・サン・ミッシェルの聖堂のてっぺんに乗っかってる大天使ミカエルもそうだけど、フランスのミカエルって、イギリスのミカエルに比べて腰つきがナヨナヨと色っぽい。アムールの国、フランスのなせる技?

やたらと古そうな石造りの何か。
聖水を溜めておくためのものかな?



教会を出て、次はだらだらと坂を下って水辺に向かいました。あまり長くは居なかったので、水辺がどうだったかっていう印象は殆んど無いんですが、唯一強烈にインパクトがあったのが、上の猫君。写真では伝わりませんが、巨大だったのです。中型犬くらいの大きさで、おっとりしていて、めちゃくちゃ可愛いかった。鼻筋が長くて気品に溢れるお顔。あとで調べたところ、この子は多分メインクーン。私は長毛種の猫にはあまり惹かれませんが、この子なら欲しい〜。

…って、フランス旅行とは全く関係ありませんね。水辺を後にして、ゆっくりと自動車の停めてある駐車場に向かって歩くことにします。


途中にあった、海系のアンティーク屋を冷やかしたりしながら…。





駐車場までの帰り道、かなり可愛い家々の並ぶ通りを通ったんですが、写真撮れなかった〜。なぜと言うに、小腹の空いた私達、チョコアイスを買って道すがら食べながら歩いていたからです。残念〜。 サン・スリアックを出たのが、多分5時半を過ぎていたかと思うのですが、ティエリー氏、まだまだ引き返す様子は見当たらず。「僕は最後に海が見たい。夏だもの。」と、乙女のような事を言うので、私たちもそれに従うことに。ちなみにサン・スリアックの水辺は入り江なので、海とは認めないティエリー氏なのであった。…というわけで、ティエリー氏と行くダイ・ハードなドライブ旅行、もう一回続きます。



オマケ。写したつもりはないのに写っていた、一度見たら忘れられないティエリー氏の後ろ頭。 これで夜道も安心です。


2 comments:

  1. このメインクーン、貫録がありますね。実物を見てみたいです。ところで「ティエリーさんのおかげで夜道も安心」なんてさらっ書くNorikoさん、ステキです。
    最近、大ちゃんを思う度に『いなかっぺ大将』のテーマソングが頭の中でうずまき、「1つ人より力持ち〜」なんてうちで歌ってますよ。

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  2. メインクーン、実物はホントに巨大です。王者の貫禄。大ちゃん3匹分くらいはありそう。
    えっ。いなかっぺ大将って、大ちゃんっていうキャラクター、出てたんだ?(あんまり見てなかったのでうといです。)

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