Saturday 9 May 2015

アフタヌーン・ティー@The Goring Hotel


ちょっと前なんですが、久々に日本からロンドンを訪れた友人と、ロンドン在住の友人3人で、アフタヌーン・ティーを楽しんで来ました。 なかなか会えない友人なので、ちょっと贅沢に、普段は行く機会の無いホテルを選択。最近はカジュアル一辺倒の格好しかしてないけど、たまにこうやってイベント的にオシャレして出かける機会があるのも良いものです。いつも着ないようなワンピースを着てキチンとお化粧すると、気持ちがシャキッとしますねぇ。


本来のアフタヌーン・ティーはラウンジで出されるのが一般的なようですが、この日はダイニング・ルームにて。 私的にはダイニングの方が明るくて開放的で好みかも。まずはスターターが出ました。なんだかよくわからないけど、海の味のするムースっぽいものでした。


ホテルのアフタヌーン・ティーって何が素晴らしいって、色と風味が完璧な紅茶が出てくる事。この澄んだお茶の色、ウットリしてしまう。このホテルは、途中でお茶の種類を変える事が出来るので、まずはハウス・ブレンドで。クセのない、飲みやすいお茶でした。その後、アール・グレーに変更。適度にベルガモットの香りが立ち昇り、風味豊かでとても美味しかったので、何度もおかわりしました。このホテルのアフタヌーン・ティー、サービスがめちゃくちゃ良くって、ここまで沢山お茶を飲んだ後でも「おかわりはいかがですか?」と、ボーイさんが爽やかな笑顔で聞いてくれる。なのでついお言葉に甘えて、じゃ、もう一杯、と頼んだら、新しいお茶に変えて出してくれました。向こうで気を利かせて選んでくれた模様。出てきたのはラプサンスーチョン。程よい苦味の引き締まった味で、午後のお茶を〆るにはピッタリ。通常はラプサンスーチョンって薬っぽくて飲みにくいと感じるけれど、ここの、このタイミングで出されたこのお茶はとても美味しく感じました。


段々重ねの食べ物の全体写真は、ブレてしまっていまいちフォーカスが甘かった…。残念。なので個別の写真。まずはサンドウィッチ。どれも適度な味付けで、ついもう一つ、と手が伸びてしまう美味しさ。特に、シンプルの極み、キュウリのサンドウィッチが美味しく作れるって大したものだ。決して安くはない最近のロンドンのアフタヌーン・ティーで、変に小手先の技を使ってゴテゴテしたものを出すのではなく、実に正統的な「キュウリしか挟んでいない」サンドウィッチで堂々と勝負するところに、潔さを感じてしまうわ。あ、でもほんのりハーブの味がしました。何のハーブか忘れてしまった。キュウリの爽やかな味とよく合っていました。


次はスコーンを攻略。粉モノなので、一気に二つは食べられなかった。お代わりも出来なかった。ちょっとパサパサして、甘みが強かった感じがします。私としては、スコーンは真ん中がバッコーンと威勢良く割れていて、もう少しサクサクした食感のものが好みだなー。 一緒についてきたジャムが美味しかったです。






最後に目玉のお菓子達。お代わりして全種類攻略する予定だったけど、三人とも既にかなり満腹に近い状態だったのでとても無理。半分に切ったものを分け合って食べました。全体的に、かなり甘い味付け。お腹が一杯のところに砂糖の甘さがキツイものって、そうそう入らない。この中ではメレンゲの乗ったレモンタルトが、酸味があって一番食べやすかった。

というわけで、このアフタヌーン・ティー、お茶とサンドウィッチに軍配…って、何の勝負や?とにかくここはサービスが良くて、予約の区切りの2時間 が過ぎても急かされるような雰囲気は微塵も無く、ゆっくりリラックスして午後の紅茶を心ゆくまで楽しめました。楽しかった〜。

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